ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 上田桃子

スタッフプレーヤーのキャディバッグの中身を、キャロウェイのツアー担当が詳しくご紹介していく今企画。プロのみなさんの、14本の選び方やこだわり、クラブに関するエピソードなどが明かされていきます。今回は、女子のトップバッターとして、上田桃子プロのバッグです。広く知られているように、上田プロは気に入ったモデルを長く使うプレーヤーで、裏を返せば、自分が使う道具に対しての強い考えがあるということ。プロのなかでも、よりプロゴルファーらしいセッティングと言えるかもしれません。

ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 上田桃子

XR 16 PROドライバー 9.5°
X HOT PRO フェアウェイウッド 15°、19°
LEGACYアイアン(I#5-PW)
X FORGED ウェッジ 50°、54°、60°
ODYSSEY Tri HOT 3 パター
クロム ツアーボール

※写真は7/22時点でのスペックであり、変更する場合がございます。

「上田プロは、クラブにかなりこだわりがある、女子プロにはなかなかいない珍しいタイプです。彼女のいちばんのポイントは、顔の形。まずポンと置いたときのフィーリングで、使えるかどうかを判断しますので、彼女にクラブを持っていくときはすごくドキドキしますね。性能以前に、好みの顔のものをしっかりつくらないと、構えただけで打たないということもありますので、その部分はクラフトマンとすごく気をつけてやっています。
ドローヒッターということで、ドライバーはフックフェースになっているようなつかまりそうな見た目はダメ。真っ直ぐというか、少しオープンになっているフェースを選びます。写真のドライバーは今年になって変えたものですが、これに落ち着くまでにけっこう時間がかかりました。昨年の12月から調整を始めて、開幕に間に合わせたという感じです。
 フェアウェイウッドも、顔と打感、飛びという部分で選んでいます。もちろん新しいモデルでもっと飛ぶようにつくることもできますが、このX HOT PROの顔の向きやサイズ感、安心感がいちばんしっくりくるようです。これはもう、スペアがないですね(笑)。
 アイアンも同じく、顔と打感です。マッスルバックなどの難しすぎるアイアンは使いたがらないのですが、一方でシャープな見た目も欲しいようです。APEXなど、性能の近いものはあるのですが、現状、これに変わるものがなかなか出てきません。トレーリングエッジを削っていますが、これは抜けの良さを求めているのと、あとはスイングバランス調整の意味もあります。このセットは去年から使っているもので、これももうスペアはありません(笑)。前に使っていたヘッドは溝が減ってしまったので、昨年これに変えました。
 ウェッジも、このモデルが長いですね。もうスペアがほぼないのを彼女もわかっていて、たとえばバンカーでたくさん練習するときは、以前使っていたものを使ったりします。
 パターは、高校生のときから使っているということですから、もう十何年使っています。彼女いわく、このパターは“自分の手”。もう、ブレード型が好みとかそういう問題を超越して、とにかくこのパター、という感じです。ただ本人には、いいものがあったらどんどん試して変えていくという意識はあって、実際ちょこちょこ変えたりもするのですが、結局これに戻ります。一昨年には、別のものを使おうとしたときにケガをして試合に出られなくなったことがあって、『Tri HOTの祟り』と言っていました(笑)。
シャフトもグリップもずっと変わらないですね。グリップは、少し入れ方が変わっただけでも、彼女はすぐ見破ります。上田プロ担当のクラフトマンがいて、その人でないと入れられません。他の人が同じように作業しても、彼女にはわかってしまうんです(笑)」

上田桃子
出身地:熊本県熊本市
生年月日:1986年6月15日
出身校:東海大学付属第二高等学校(熊本県)

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