ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG  重永亜斗夢プロ

アマチュアがプロゴルファーについて気になることの一つが、使用クラブ。どんな思いで選んでいるのか? どのようなタイプのモデルが好きなのか? なかには、「難しいとはわかっているけど、やっぱり同じセッティングにしたい!」なんていう人も多いかもしれません。ということで、スタッフプレーヤーのキャディバッグの中身をご紹介する企画を今回からスタート! ツアー担当スタッフが、14本の裏に隠された各プロのこだわりやエピソードなどを語ってくれます。第1回目は、重永亜斗夢プロです。

what's in the bag shigenaga

ビッグバーサ アルファ 815 ドライバー 10.5°
ビッグバーサ アルファ 816 フェアウェイウッド 15°
ビッグバーサ アルファ 815 フェアウェイウッド 18°
ビッグバーサ アルファ 815 ユーティリティ 20°
X FORGEDアイアン(I#4-PW)
MACK DADDY 2ウェッジ 52°、58°
ODYSSEY ブラック・シリーズ インサート パター #1
クロム ツアーボール

※写真は4/13時点でのスペックであり、変更する場合がございます。

「このビッグバーサ アルファ 815 ドライバーは、ここ数年のキャロウェイのドライバーでは、打感に特徴のあるモデル。重永プロはこの打感が好きで、なかなか他のドライバーに行けないようです。◆◆ではなく、スタンダードを選んでいるのは、スピンの量ですね。重永プロはそんなに多いほうではないので、◆◆にした場合、スピンが少なすぎて飛ばない、つかまらないといった問題が出てきます。ですから、このモデルが適正だと言えます。
 スプーンは、上がりにくくてもいいので、ティーショットでドライバーの代わりとなるように、とにかく飛距離重視でビッグバーサ アルファ 816を選んでいます。一方のクリークは、816だと、ヘッドが815より一回り大きいためにイメージが出にくいようです。
 フェアウェイウッドからの流れもあって、ユーティリティも815を選んでいます。どちらかというとやさしさを求めているプロで、たとえばAPEXだとヘッドが小さすぎる。構えたときの安心感という意味でも、815がいいようです。
 アイアンは、重永プロがキャロウェイと契約したときにつくったものを、ずっと使っています。バックアップや新しいモデルもありますが、ずっとこれです。ただ9番だけは、練習をしすぎて溝がなくなってきたので、バックアップでなく、新たにつくったものを現在使っています。また、アイアンはトレーリングエッジ側を削っています。抜けの問題で、インパクトしたときにソールの後ろ側が当たる感じがあったのだと思います。
 ウェッジは58°が特徴的で、リーディングエッジが少しラウンドしているモデルが好み。そのほうが、ボールがつかまる、フェースに乗るイメージがあるようで、そこだけは譲れないと言っています。リーディングエッジに丸みを求める人は、なかなかいないですね。
 写真には写っていませんが、パターは高校生のときから使っているものです。3年前くらいは2・BALLも使っていましたが、またこれに戻りました。重永プロもどちらかといえばウレタンのインサートがベースで、あまり変えたくないタイプです。ちなみに、グリップはすごくやわらかく握っていて、クラブを引っ張ったら抜けるくらいの感覚だそうです。それを見て、あるベテランプロは、『俺にはそんなグリップはできない』と笑っていました。
 バッグの中身は全体的に古いモデルが多いですが、安心感なのでしょう。新製品を試すと、トラックマンのデータは悪くないというより、良かったりもします。でも、成績が年々上がっているし、うまくいっているうちは、変えられないのかなと。うまくいかなくなったときや、逆に初優勝して余裕が出たときには、新しいものに変えるのかもしれません」

重永亜斗夢
出身地:熊本県
生年月日:1988年9月14日
出身校:日本大学

スタッフプレーヤーインタビュー 重永亜斗夢