次世代AI生まれのフェースの衝撃! 開発のトップが日本のゴルファーに伝えたかった 「どこで打っても飛ぶ」の真実

約4年振りに来日したキャロウェイゴルフのR&D担当 上席副社長 アラン・ホックネル氏。98年の入社以来、キャロウェイゴルフの開発部門を歩み、現在は開発部門のトップにいるアラン氏が、今回は日本での「マーベリック」発表会に合わせて来日。そこには、どうしても日本のゴルファーに伝えたいメッセージがあった。

キャロウェイゴルフ R&D担当 上席副社長 アラン・ホックネル

約1年前、米国カールスバッドでアラン氏に話を聞いたとき、初めてAIを使って設計した「エピック フラッシュ」のフェースについて、こう語っていた。
「今までの発想にない驚くべきフェースのデザインでした。そして試打テストでは驚異的なボール初速を記録しました」
実際に「エピック フラッシュ」のボール初速は日本ツアーを席巻。19年シーズンは日本の男女ツアーの9割以上の試合で使用率No.1*を記録。また米国内での販売においてもNo.1のシェアを獲得した。しかし、それだけ成功した「エピック フラッシュ」にもできなかったことを、今回は「マーベリック」で実現したそうだ。
*Darrell Survey調べ

「エピック フラッシュ」にはなかった『ミスヒット』のインプット

「マーベリック」の開発では、「エピック フラッシュ」とはAIの活用方法に大きな進化があったとアラン氏は語りはじめた。

「我々にとっても『エピック フラッシュ』は初めてAIを使ってフェースを設計したモデルでした。まだ未知数なところもあったので、AIにリクエストしたインプットはボール初速を最大化する、耐久性をクリアする、ルール適合を守るという三要素でした。その三要素のインプットでAIがデザインしたのが『エピックフラッシュ』のフェースです。それは、すごく満足できる性能で、我々もAIのさらなる活用法がわかりました。だから、今回の『マーベリック』ではその三要素にプラスして、芯を外してもフェースの広いエリアでボール初速を最大化すること、ミスヒットしたときのスピン量を安定させることなど、よりチャレンジングなレベルでリクエストをしました。そうやって開発したのが『マーベリック』のフェースです」

前作の『エピック フラッシュ』ではその形状に驚いたと語ったアラン氏が、今回の『マーベリック』で驚いたのは軽さだったと言う。
「前回に比べて約6グラム軽くなっていたのですが、ドライバーのフェースにおける6グラムはすごく大きくて、その分、新しい挑戦ができます。ただし、軽量化しても耐久性を保つためには新しいフェース素材が必要でした。そこで新しく採用したのがFS2Sチタンです。この素材は熱処理ができるチタンなので、軽量でありながら耐久性があり、使用し続けてもより安定したボール初速、スピン量を実現することができる素材でした」

約6グラムの軽量化や、マーベリックの新フェースによって、長年、キャロウェイにあった形状のアイデアも実現したそうだ。
「スタンダードの『マーベリック』に採用したサイクロン形状の構想にはずっとありましたが、今回のフェースの設計があって初めて完成したものです。このサイクロンヘッド形状によって空力性能が上がることはヘッドスピードアップにつながります」

さらに前回の「エピック フラッシュ」ではフェースに限られていたAIの活用法だったが、今回はサウンドリブなどボディにも生かされている。
「打球結果の性能だけでなく、AIには不快な打球音をカットするようなインプットも入れています。それによって、音質は格段に向上しつつ、パワフルな打球音になっていると思います」

これだけAIに新しいインプットができたのは、キャロウェイがAIにさらに増資をして、その処理能力が「エピック フラッシュ」のときより34倍に向上したことも大きな要因である。

しかも今回のAIフェースは一つのモデルや、一つの番手だけではない。例えばドライバーの3タイプでもフェースのデザインは違うもので、AIで設計したフェースを初めてアイアン、ユーティリティにも搭載。さらに番手別にも違うフェース設計になっている。その開発についてアラン氏は、
「ドライバーで言うと各モデルにおいて、AIにインプットする内容を変えて、それぞれに最適なフェースになっています。スタンダードの『マーベリック』では最も一般的なゴルファーの打点のバラツキやスピン量を想定し、『マックス』ではスライス系のスイングで、より打点のバラツキが大きいゴルファーをインプットしています。逆に『サブゼロ』では打点が安定した上級者でヘッドスピードの速いゴルファーに対応した設計になっています」


「マーベリック」の開発において、AIにはリアルなゴルファー像がインプットされている。それは元々、アラン氏をはじめキャロウェイゴルフの開発チームが追求していたことでもある。過去にアラン氏に「開発で大事にしていることは何ですか?」と聞くと、スケッチボードを渡すと「PUT THE GOLFER FIRST(ゴルファーのことを一番に考える)」と書いてくれた。

そんな哲学があるからこそ、「マーベリック」ではAIとキャロウェイによって、ゴルファーが「どこで打っても飛ぶ」クラブが完成したのだ。

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