キャロウェイ・スタッフプレーヤーが語る 思い出の“マイベストクラブ”藤田光里

キャロウェイ・スタッフプレーヤーが、記憶に残るクラブ、パターを紹介してくれる今企画もいよいよ最終回。子どものころからキャロウェイ、オデッセイを愛用している藤田光里プロの登場です。藤田プロはずっと、「好きなクラブはドライバー」と公言していますが、そこには、きっかけとなったお気に入りのモデルがあるのだそうです。最後に語っている、“衝撃を受けたパター”のエピソードも必見です。

私がいちばん好きだったシリーズは、2代目のレガシーブラック(2013年)です。ドライバーからアイアンまで、全部揃えていたのですが、そのころは自分のなかでも良い雰囲気を感じていて、クラブがとてもしっくりときていました。構えたときの感じや性能、打ったときのフィーリングも好きでしたし、キャディバッグに収まっている姿もカッコ良かったんですよね。

でも、思い出のクラブということからいえば、いちばん覚えているのはFT TOURドライバー(2010年)です。私は、ヘッドが小ぶりなドライバーが好きなのですが、このFT TOURは、いままで見てきたドライバーのなかでも、もっともヘッドの形が自分にピッタリときていました。別のモデルに変えたくなくて、かなり長く使っていましたね。2013年のプロテストのときも使っていました。当時はドライバーが得意で、自分の武器だとも思っていたのですが、ドライバーが好きになったのはFT TOURがあったからという部分もある気がします。

パターはL字タイプがいちばん好きです。ウェッジに近い感覚で打てるところがいいんですよね。プロになってからずっとエースパターとして使っていたのが、ホワイト・ダマスカス iXのL字(#9HT。2013年)で、本当に好きでした。L字パターのなかでも、このホワイト・ダマスカス iXがもっとも好きかもしれません。形も色もそうですし、もともと、しっかりとした打感が好きだからということもあります。これでツアー初優勝(2015年フジサンケイレディスクラシック)もしましたし。でも、その後、ちょっとパターに悩んでいたこともあり、ガラッと雰囲気を変えようということで、ほかのヘッドタイプや中尺パターを使ったりしています。

「けっこう衝撃でしたよ。ドライバーより大きいパター(笑)」
自分の好き嫌いということではなく、衝撃を受けたパターですか? あります、あります! 3ボール(ホワイト・スチール SRT Tri-ball。2006年)のパター! 

小学校5年か6年のとき、買った翌日に試合で使いました(笑)。私の好みということではなくて、父が、「これ、いいんじゃない?」と言って、買ってくれたんですよ。最初に見た瞬間の私の思いは、「ドライバーよりもヘッドが大きいパターなんだ……」と(笑)。けっこうな衝撃でしたよ。

でも、その試合では成績が良かったんですよ。私にとっては、初めての地元・北海道ではない場所での大会で、しかも初めての全国大会(ゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ)だったのですが、プレーオフになって2位でした。思い出のパターですね。いまですか? それ以降は、家で眠っています(笑)。このパターは、まるでその1試合だけのために買ったような感じですね。やっぱり大きすぎて(笑)。中尺にしたこともあって、キャディバッグに入らなかったんですよ。

<思い出の“マイベストクラブ” 随時更新中!>
「もう、恋人以上の存在。夫婦みたいなものです(笑)」佐伯三貴
「170~180ヤードだったのが200ヤードですから、衝撃的でした」重永亜斗夢
「『本当にもうない!』と言われつづけて、渋々、別のモデルに変えました(笑)」柏原明日架
「カナダで買った7番ウッド。市販のSシャフトで、275カナダドル(笑)」深堀圭一郎
「本当に自分の手のような感覚で打てる」石川遼
「トライホットも好きでしたが、ナンバー1はEPICです」 上田桃子