キャロウェイ・スタッフプレーヤーが語る 思い出の“マイベストクラブ”佐伯三貴

今回、マイベストクラブを紹介してくれるのは佐伯三貴プロ。佐伯プロといえば、もはや代名詞のような存在となっているオデッセイのパターがあるのですが、やはりご本人が真っ先に挙げてくれたのも、そのパターでした。プロデビューの試合会場で初めて見て、いきなり、長年愛用していたパターからスイッチしたとのことですから、佐伯プロにとっては運命的とさえ言える1本です。

私にとっての思い出に残るクラブは、やっぱり、あのパターです。オデッセイの#7タイプ。いわゆる“ツノ型”の形状です。もう、使いはじめて長いですね。いまでは、“佐伯三貴と言えば#7”と言ってもらえるくらいになったので、感慨深いものがありますね。私には、中学3年生くらいからプロになるまでずっと使っていた、1本の他社製パターがありました。そのパターのおかげでパッティングが上手になったとも思っているくらいでした。でも、プロとしてのデビュー戦となった2007年のアコーディア・ゴルフ レディスで、出会っちゃったんですね(笑)。

この試合の練習グリーンで見たのが、出たばかりの「ホワイト・ホット XG #7」でした。衝撃的でした。「なんだ? このパターは」と。形状もそうですし、打ったときの感覚もそうですし、ビックリでした。でも、形に対しての違和感などは、まったくありませんでした。いい意味で鈍感だったのだと思います。そして、実際に打ってみると、すごくパットが入ったんですよね。

「もう、恋人以上の存在。夫婦みたいなものです(笑)」

ギリギリまで悩んで、大会初日の朝に、このパターに変えようと決めました。中学3年生のときから使っていたものを変更するわけですからね。そして、そこから現在まで、モデルは違っても、ヘッド形状はずっと#7です。もう、恋人以上の存在。夫婦みたいなものです(笑)。

もちろん、ほかの形のパターも試しますけど、絶対に#7に戻ります。どうしてなのか、自分でも、もうわからないくらいです。オデッセイから新しいモデルのパターが出てきたときも、そのラインアップのなかから、まずは#7を持ってきて試しますから。

もちろん#7がいちばんなのですが、ドライバーにも印象深いモデルがあります。まだ、キャロウェイのスタッフプレーヤーではなかったときに、キャロウェイのドライバーを試させてもらったことがありました。それは、「RAZR FIT XTREME ドライバー」(2013年)だったわけですが、最初に見たときの印象は、じつはあまり良くありませんでした。ネックからフェースにかけて一直線に見えて、難しそうだなと感じたんですよね。

でも、実際に打ってみると、まったく曲がらない! あまりにボールが曲がらないので、ビックリしたんですよね。これも#7のパターのように、「何、これ!?」という感じでした。どんなふうに打っても真っすぐしか行かないんですから。試合で使っても曲がらなくて、逆に怖くなってくるくらいでした。あのドライバーも、本当に驚きでしたね。いまでも、最初に打った1球目の感触がはっきりと記憶に残っています。

<思い出の“マイベストクラブ” 随時更新中!>
「170~180ヤードだったのが200ヤードですから、衝撃的でした」重永亜斗夢
「『本当にもうない!』と言われつづけて、渋々、別のモデルに変えました(笑)」柏原明日架
「カナダで買った7番ウッド。市販のSシャフトで、275カナダドル(笑)」深堀圭一郎
「本当に自分の手のような感覚で打てる」石川遼
「トライホットも好きでしたが、ナンバー1はEPICです」 上田桃子