キャロウェイ・スタッフプレーヤーが語る 思い出の“マイベストクラブ”石川遼

キャロウェイ・スタッフプレーヤーのみなさんに、もっとも印象に残っているキャロウェイのクラブ、オデッセイのパターを語ってもらう、この企画。第2回目は石川遼プロです。石川プロが選んだのは、代名詞とも言えるプロトタイプの#9 パター。実物を手にしながら、語ってくれました。

キャロウェイと契約する前の思い出のクラブと言えば、なんでしょうね? ホワイト・ホットの#7でしょうか。現在のオデッセイで#7というとツノ型なんですが、ホワイト・ホットの#7は、いまでいう330Mみたいなクランクネックのマレットだったんですよ。小学校高学年のときのエースパターでしたね。もう、インサートが剥げ落ちるまで使ってました(笑)。構えやすかったですし、真っすぐ打ちやすい印象がありましたね。そこまで強いこだわりはなかったと思うんですけど、このパターはすごく長く使いました。全国大会でも優勝しましたし。キャロウェイといえば小学生のころは、ヘックスとか、ボールの印象も強かったですね。

「本当に自分の手のような感覚で打てる」

ここに持ってきたパターは、“思い出の”というか、まだエースパターなんですけどね(笑)。僕がL字パターを使いはじめたのは、高校1年のときにアマチュアでツアー優勝したころからです。そのときは別のメーカーのものでしたが。ブレードタイプも好きなんですが、L字がうまく打てているときほど、ほかのタイプのパターは打ちたくない気持ちになります。おそらくもっとも繊細なパターだと思うのですが、繊細だからこそ、自分の感覚が鋭いときには、本当に自分の手のような感覚で打てるんです。

2009年に日本ツアーの賞金王になったときは、ずっとオデッセイのL字を使わせてもらっていたんですが、その次の年に、「少しトウの部分を高くできないですかね?」みたいなことを、当時のキャロウェイのスタッフさんに相談したんです。

それで、つくってくださったのが、このパターです。このヘッドは、ほかに誰が持っているのかわかりませんが、とても数が少ないなかでも、僕があと3つ、家に持っています。サイトラインがあったりなかったり、塗装がしてあったり、ノーメッキだったりという違いはありますが。家にある3つは練習で打つくらいで、ほぼまっさらな状態です。

「2010年から何も変えていないので、グリップもツルツルです」

4つのうち、この1つしか使っていないということですね。2010年からなので、もう8年くらいでしょうか。グリップもシャフトも、何も変えてないんですよ。インサートは、もともともっときれいな色だったんですが、ヘッドカバーの色が移ったりするんですよね。グリップもツルツルですが、全然、問題ありません。このDFXというグリップもおもしろくて、新しい状態のときは少し太く感じるんですよね。とくに角のところとか。だから、ここまで来ちゃうと、きっともう、新しいものには変えられないですね(笑)。ツアーで使われているDFXのなかでも、僕のこれがいちばん細いと思います。グリップを変える人は、ポンポン変えたほうがいいですよ。早めに変えないと、僕みたいにタイミングを失いますから(笑)。

なぜ、このパターを使いつづけているかといえば、カッコいいパターが好きということで、見た目重視なところもありますね。それと不思議なんですけど、このパターのホワイト・ホットインサートは、打ったときに、けっこう音がするんですよね。いままで打ってきたホワイト・ホットインサートのなかでも、いちばん音が高くするんです。これが好きなんですよね。ホワイト・ホットは柔らかいイメージがあると思うのですが、これは柔らかすぎないというか……。それはこのパターだけの特徴で、家にあるあとの3つを打っても、ここまでの音はしないんですよ。それでちょっと、病みつきになっている感じなんですよね(笑)。

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