ツアー担当が語る! WHAT’S IN THE BAG 2017 石川遼

男子スタッフプレーヤーのWHAT’ IN THE BAGは、石川遼プロの登場です。石川プロは、アジャスタブルホーゼルのないGBB EPIC STAR ドライバーを使用していますが、こちらのほうが振りやすさを感じているそうです。また、昨年のセッティングとの大きな違いといえば、5番ウッドが入っていないところ。厳しいコースセッティングのUS PGAツアーでは、フェアウェイウッドやユーティリティよりも、少しやさしさのある3番アイアンのほうが威力を発揮するようです。

GBB EPIC STARドライバー 9.5°
XR 16 フェアウェイウッド 14°
Steelhead XR PRO アイアン I#3
X FORGED アイアン(2013年モデル。I#4-PW)
X FORGED ウェッジ 50°
MACK DADDY 2 TOUR GRIND ウェッジ 58°、64°
ODYSSEY プロトタイプパター #9
CHROME SOFT ボール

※写真は5/15時点でのスペックであり、変更する場合がございます。

ドライバーは、使用しはじめて約8ヶ月が経ちましたが、石川プロの評価は最初のままですね。トータル的に見て、パフォーマンスがすごくいいという評価が、石川プロのなかで出ていると思います。飛距離も平均で確実に伸びていますし、基本的にキャリーで攻めることができるようになっているとも言っていますね。現在は、このヘッドで、ちょっと違うシャフトや、長さの違うシャフトなどを試している最中です。スプーンに近い長さのものを振ってみたいということで、いまは43.5インチのものを使っています。

アジャスタブルホーゼルのあるUSモデルのGBB EPIC ドライバーも打ったことはありますが、今年に入って1回だけで、それも、他の選手が打っていたので、ちょっと打ってみようかな、という感じでした。現在は、全部のクラブがアジャスタブルホーゼルのないモデルに統一されていて、ドライバーだけ違うというのは、石川プロにとっても気持ち良くはないでしょうし、普通のホーゼルのSTARのほうが、構えやすく、振りやすく、シャープに振れるようです。

3番ウッドは、去年から変わっておらず、本当に気に入っていますね。飛び、打感、そして弾道のきれいさを、よく口にしますね。ボールがきれいに、ゆっくりと飛んでいく感じなんです。弾きが良くて、パーンと飛んでいくのではなく、フワーッとウェッジで打ったようなイメージ。ずっと同じヘッドで、じつはグリップも最初から変えていないんですよ。アイアンのように使う頻度が高いわけではないので、まだ大丈夫なようです。

3番ウッドの次には、以前は5番ウッドを入れていましたが、いまは3番アイアンを入れています。フェアウェイウッドでは左右の曲がりが出てくるし、ユーティリティではスピンが減って、思った以上に飛んだり、転がったりしてしまうイメージがあるんですね。距離はもちろん出したいけれど、前に行きすぎるのも嫌だと。ここの番手で、グリーンをキャッチしたいわけです。

ならば、4番以降のアイアンと同じモデルの3番はどうかといえば、石川プロであっても、アメリカのグリーンを攻めるにはシビアな面があります。ということで、もっとやさしいロングアイアンは何か? となったときに、ちょうどあったのが、スタンダードのSteelhead XR アイアンでした。このモデルは4番からしかラインアップがないので、4番でしたが、ロフトが立っているので、これでどうかと試してもらったら、たまたまハマったという感じで、しばらく使用していました。

でも、使っているうちにだんだん慣れてくると、グースが強いこともあって、左に行くボールが出はじめたんです。それで、このSteelhead XR PROアイアンが新しく出たタイミングで3番を渡したら、グースが少なく構えやすいということで、即投入となりました。スタンダードから移行するにあたっては、仕上げの違いなどにもまったく違和感はなかったようです。5番ウッドの代わりということで、これで250ヤードぐらい飛ばしています。

4番以降のアイアンは、とにかく打感がいいということで、X FORGEDから変わらないですね。ウェッジも、去年のセッティングに64°(58°のヘッドを寝かせて使用)が加わりましたが、X FORGED、MACK DADDY 2 TOUR GRINDというチョイスは変わっていません。これらのモデルはフェースの上側に丸みがある形状なので、フェースを開いて使うときにイメージがいいようです。

石川遼
出身地:埼玉県
生年月日:1991年9月17日
出身校:杉並学院高等学校

<プロのクラブを見てみよう!  What’s in the bag 2017>
「使い慣れた道具からは、なかなか簡単には離れられない」重永亜斗夢
「コンディションに合わせて、使うクラブを変えている」 深堀圭一郎
「今年は少し雰囲気が違うセッティング」藤田光里
「今年はクラブ選びの方向性がずいぶんと変わった!」 柏原明日架
「注目なのは、なんといってもアイアンの変更!」 上田桃子
「気に入ったモデルが見つかったら、それを長く愛用するタイプ」 テレサ・ルー
「このセッティングは、完璧!」 佐伯三貴